子供のうちの包茎は問題ありませんが、大人になっても改善されない場合は治療が必要です。

包茎手術と聞くと、とても痛くて怖いもののように思いますよね?

「包茎は自分で治せるか」

■子ども~思春期の包茎

男の子は包茎で生まれて来るのが正常です。むしろ、陰茎の先端(亀頭)が皮でおおわれていない場合は、別の病気を疑う必要があります。包皮は子どもの成長にともなって自然とむけるようになります。陰茎の成長が不十分な子どもの頃は包皮をむくのが難しい場合もあります。しかし、思春期(14~15才頃)には陰茎が急激に成長し、包皮を完全に手でむいて下げられる状態になります。

■自分で包茎を治す方法

しかし、大人になっても包茎が改善されない場合は、女性のみならず周囲の目が気になります。まず、包茎を解決する手段としては、医療機関で受ける包茎手術があります。 他に、自分で包茎矯正器具を使って治す方法もあります。器具の目的は亀頭を日常的に露出させることです。主な種類として「リングタイプ」「下着タイプ」「接着剤タイプ」があります。

リングタイプは、余分な包皮をまとめて亀頭が露出した状態を保ちます。下着タイプは、一般的にビガーパンツとも呼ばれています。はき心地や見た目は従来に比べてかなり改善されています。接着剤タイプは、リングタイプと同様の方法で亀頭を露出させますが、器具を使用していることがわからないという利点があります。 いずれにしても、手術に比べて安価、通販で手に入るといった点が利点です。

「注意すべき点」

■注意すべき点は、医学的根拠に基づいていない

安全性に問題がある器具もあるということです。また、自己流で使うとかえって効果がなかったり、陰茎を傷つけてしまうこともあります。まずは、少しずつ使い始め、慣れるまでは連続使用を避けて様子を見ます。 使用にあたっては、以下の点に気をつけます。リングタイプは伸縮性がなかったり、サイズが合わなかったりすると勃起時に陰茎が強く締め付けられてしまいます。下着タイプは包茎の状態よっては十分な効果が得られません。接着剤タイプは陰茎の皮膚に直接塗ることになるため炎症を起こす可能性もあります。

いずれにしても、効果には個人差がありますので、自分に合わないと判断した場合は使用を中止することが大切です。また、真性包茎には効果がありませんので、手術の必要があります。真性包茎の手術には保険が適用されますので、包茎手術専門クリニックではなく、一般の泌尿器科で処置を受けることも可能です。 インターネットの質問掲示板には、器具についての様々な口コミが掲載されています。ただし、使用するのは自己責任である点を十分に認識するする必要があります。使用を検討する場合も専門の医師に相談してからのほうが安全で確実です。

「包茎治療の実際」

■包茎と手術

「包茎」という言葉は男性にとって、非常なデリケートな意味を持っています。包茎というだけで、何か負い目を負ってしまう気持ちになります。 では、実際、包茎とはどのような状態をさすのでしょうか。一般的には「包皮がかぶっている」と認識されています。また、真性包茎、仮性包茎といった呼び方がありますが、医学的に定義されている言葉ではありません。 真性包茎の場合は不衛生であり、性行為にも影響を及ぼすため、手術が必要です。 一方、仮性包茎とは平常時は包皮に隠れているものの、勃起時には問題なく亀頭が露出する場合をさします。包皮をむいたときにうっ血を生じる嵌頓(カントン)包茎を生じたり、性行為に問題があったりする場合などを除いて手術の必要はありません。 ただし、恥垢が多く不衛生な状態が続いていたり、包皮が余っていたりして勃起時に亀頭が完全露出しない場合などは手術の選択もあります。 しかし、緊急性の高いものではなく、仮性包茎の手術は主に審美的な面からおこなわれます。

■治療法について

包茎手術は局所麻酔で施術するため、日帰り手術でおこなわれます。術後は衛生状態を保つ必要がありますが、抜糸を除いて通院の必要はありません。また、自然に溶ける糸を用いて手術をすることも可能ですので、その場合は通院しなくても大丈夫です。 また、手術以外の方法として、自分でできる包皮を広げる器具や、サプリメントを用いる方法もあります。インターネットでも様々な方法が紹介されていますが、自己責任での使用となりますので、その点は留意しなければなりません。 なお、無理に包皮をむくとカントン包茎になってしまう可能性があります。カントン包茎は血管やリンパ管が包皮輪によって締め付けられて、循環障害を起こす症状です。亀頭が腫れあがり、皮膚が炎症を起こして亀裂を生じ、激しい痛みを伴うことがあります。最悪の場合、壊死に至ることもあるので、十分注意が必要です。

「包茎手術の注意点」

■仮性包茎の手術は保険の適用対象外(美容整形)となるため

クリニックによって金額が大きく異なります。そのため、極端に格安なクリニックや実績が不十分なクリニックも存在するのが実態です。一般的には10万円前後が相場となっています。また、亀頭の形成・増大やフォアダイス(いぼ)の除去などのオプションを含めると、数十万円となる場合もあります。 どのクリニックを選ぶのか難しいところですが、無料でカウンセリングやアフターフォローもしてくれるクリニックもあります。多くのところが無料電話相談やメール相談を行なっています。まずは専門医に相談して、自分の状態を確認した上で、手術に臨むことが大切です。
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