勃起障害(ED)には様々な原因があります。

ストレスなどの精神的なことが関係していることも多く、女性のおおらかな対応が必要になるでしょう。

「勃起障害と手術」

■勃起障害の種類

勃起障害(ED)の原因はいくつかあります。主に「器質性ED」、「心因性(機能性)ED」、器質性EDと心因性EDが絡み合って起こる「混合型ED」、「薬剤性ED」に分けられます。 器質性EDは血管や神経の障害、陰茎の外傷などで身体的に勃起自体が困難になる症状です。原因として、心臓や血管の病気、高血圧症、糖尿病、男性ホルモン低下、老化、前立腺手術後、下半身麻痺などのほか、うつ病や抗うつ薬の副作用などが考えられます。

心因性EDは子作りへのプレッシャーや家庭内でのストレス、過去のセックスの失敗体験など精神的要素が考えられます。 混合型EDは、器質性EDと心因性EDの様々な要因が重なって起こります。 薬剤性EDは、循環器系薬剤や一部の抗うつ剤が原因となって起こります。

「勃起手術について」

■勃起手術は器質性EDに対しておこなわれます。

血管性勃起障害は、陰茎へ血液を送る血管に問題があり、勃起できない状態をさします。動脈性勃起障害の場合は、陰茎への血液流入量が不足しているため、流入量を増加させる処置をします。流入量が充分にも関わらず満足な勃起が得られない場合は静脈を閉じることで流出量を減少させます。 また、動脈硬化症などでは、人工血管置換術やバイパス手術などで、機能を回復させます。 プロテーゼ法は、陰茎海綿体にシリコンの心棒(陰茎プロステーシス)を埋め込む手術です。日帰り手術が可能で、性交は術後4~6週間後から可能です。ただし、体内に異物を埋め込む手術であり、EDに対する最後の手段ともいえます。

血管作動性薬剤陰茎海綿体注射は、陰茎海綿体に末梢血管作動薬を直接注射します。注射によって、陰茎を機械的に勃起させることになります。この処置は、陰茎や血管系に解剖学的な問題のないケースであれば効果が期待できます。注射後30~60分勃起を継続させる効果があります。 また、80%のケースにおいて改善が認められ、この手法でリハビリを行えば、患者の自信の回復や海綿体の血管の機能改善により、勃起の回復も期待できます。

体外陰圧式勃起補助具は、陰茎を収めるシリンダーとポンプで構成された陰圧式勃起補助具により、陰茎を強制的に勃起させた状態で根本をリングなどで締め付け、勃起状態を維持する療法です。ポンプによる吸い出し効果により機械的に勃起させるため、多くのケースで適用が可能です。また、他の治療法に比べ概して副作用や危険性が少なく、リハビリテーション効果も期待できます。そのため、第一選択肢として有力とされています。 なお、過度の陰圧をかけてしまわない様に、安全弁なども用意されています。ただし、慣れるまでは医師の指導のもとで訓練を行うことが大切です。有効な手段とされていますが、性行為のムードを損なう、陰茎に違和感を覚えるなどの問題点もあります。

「勃起障害の男性を女性が励ます方法」

■勃起障害の原因

勃起障害(ED)には様々な原因があります。 EDは主に「器質性ED」、「心因性(機能性)ED」、器質性EDと心因性EDが絡み合って起こる「混合型ED」、「薬剤性ED」にわけられます。 一般的に治療にはED治療薬が用いられます。しかし、ED治療薬の効果は、あくまで陰茎への血流改善を促すことであり、ED治療薬を飲むだけで正常な勃起が得られないこともあります。その場合、手術を行うこともあります。 しかし、心因性EDは精神的な部分が原因であり、ED治療薬だけでは改善できないことが多くあります。

心因性原因

勃起をするためには「視覚・触覚の刺激を感じる"脳"が正常であること」、「脳で受けた刺激を伝達する"神経"が正常であること」が必要です。しかし、心因性EDではこれらの機能が上手く機能しません。大きな原因としては、ストレスがあります。特に、性交時に失敗した記憶などは、大きなストレスとなります。 例えば、性交がうまくいかなかったことを、パートナーになじられたりすると、それもストレスになります。次の性行為のときに、「また失敗したら」と思うと、今度はその思いが大脳の興奮を抑制するという、悪循環を引き起こします。しかし、多くの人はEDの症状に自己対処か、放置というのが現状です。

「女性の励まし方」

■EDは男性の自信喪失に結びつき、不安やストレスも膨らませます。

性の話は、非常にプライベートな問題です。性の話をオープンにする習慣のない日本人にとっては、他人に話すことがはばかられます。一方、ED治療によって悩みを解決すると、仕事にもより積極的になったり、生活の質を高めたりすることにつながります。 しかし、女性は性に関する意思表示をしない傾向にあります。そのため、男性は女性を理解できず、結果的に自分本位の性行為になっていることがあります。このように差が生じたままでは、女性は性生活においてずっと我慢を強いられることになります。つまり、女性にとっても性生活の充実は欠かせないということです。 従って、女性は、男性にもっと自分の希望を言う必要がありますが、現実的には難しい点があります。

EDは、男女双方が原因や治療法について良く知っておく必要があります。EDは不妊の原因ともなります。より深刻な状態となる前に、二人で症状について考えることが大切です。病院によっては、医学的な治療の他に、精神的なサポートとしてカウンセリングを実施しています。 なお、女性から一方的に励ますことが、EDをより悪化させることもあります。ED治療にあたっては、パートナーと二人でよく話し合うことが重要です。
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